今回ビールラボ編集部の3人が試飲してご紹介するビールは、サンクトガーレンの「パイナップルエール」です。
このビールは春夏のみの期間限定ビールです。インターナショナル・ビア・コンペティション(国際ビール大賞)で多数回受賞、ワールド・ビア・アワード2013年ではフレーバーエール部門 アジアベストを獲得しています。ちなみにサンクトガーレンは国産フルーツビール売上No.1です。
麦芽量30%も使っている大量のパイナップル。パイナップルがお口の中でどう登場してくれるのか楽しみです。さてこの「パイナップルエール」、一体どんなお味なのでしょうか??
基本情報
原材料 | 麦芽、ホップ |
副原料 | パイナップル |
分類 | エールビール |
ビールタイプ | フルーツビール |
アルコール度数 | 5.0% |
製造者 | サンクトガーレン有限会社 |
製造地域 | 神奈川県厚木市 |
このビールは2019年から、ベースのビールスタイルをアメリカンペールエールからBrut IPA(ブリュットアイピーエー)にリニューアルしました。
フルーツビールの多くはペースト果実や濃縮果汁などを使用しているものがほとんどですが、この「パイナップルエール」は濃縮果汁や香料などの人工物は一切使用せずに、生果実を使っています。また、カッティングも手作業!機械で切るより瑞々しくなります。手間もコストもたっぷりかけられているんです。
手作業で切ったパイナップルは麦汁と一緒に発酵しているのでジュースのような甘さではありません。しかししっかりパイナップル。泡までジューシーです。
Brut IPA(ブリュットアイピーエー)とは?
IPAの特徴は高アルコール・柑橘系の華やかな香り・強めの苦味ですが、Brut IPAはそのIPAの一次発酵後に酵素を加え、糖分を取り除いてドライ(辛口)な味わいになったものです。
シャンパンのインスピレーションを受けたもので、最近急速に広まっている新しいビアスタイルです。強いホップフレーバーをもちながら、ドライで苦味も軽やかなのが特徴です。
ビールラボ編集部による味の評価
パッケージデザイン | 3.0 |
香り | 4.0 |
味わい | 3.5 |
飲みやすさ | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
後味 | 4.0 |
オリジナリティ | 4.0 |
総合 | 3.86 |
ビールラボ編集部による感想座談会


































- 『ブリュードッグ・エルビスジュース』のポイント
・パイナップルフレーバーがとことん香る!
・甘いけどフレッシュな甘み。そしてビールの美味しさの邪魔はしない。
・別荘で素麺を食べながら飲みたい。